
生理中のトレーニングはしてもOK?
生理中トレーニングのメリット
・生理痛が和らぐことがある
→生理痛は血流が悪くなることで起こりやすく、トレーニングをすることで冷えも解消し、血流も良くなり、生理痛の原因を解消しやすい
・心身ともにリフレッシュすることがある
→ホルモンバランスや自律神経が乱れやすい時期なので、精神的にもネガティブになりやすく、家に閉じこまることが多くなります。
身体も鈍ったりするので、リフレッシュを兼ねてトレーニングにいくのは心身ともにポジティブになります。
・むくみ解消が期待できる
→水分や栄養を取り込みやすく、溜め込みやすいので体重も増えやすい時期なので、むくみやすい状態になります。
トレーニングをすることで、食べたものをエネルギーにしたり、汗をかいて体内の水分を排出したりしてむくみを解消していきましょう。
生理中トレーニングのデメリット
・貧血の症状が出やすい
→経血とともに、鉄分が失われやすく、血流も悪くなりやすいので、脳に酸素を送り込まれにくくなるので、脳貧血が起こりやすいです。
トレーニングを行なう前から、貧血の症状がある場合はトレーニングは控えて無理しないことも大事です。
・かゆみなどの肌トラブルが起きやすい
→抵抗力が落ちる時期ですが、それに加えて肌や服の擦れで肌荒れを起こす可能性があります。
さらには身体が温まりやすく、蒸れやすくなるのでトラブルを抱えやすいです。
・腹痛や眩暈が出る可能性がある
→生理中の症状が出てない状態でもトレーニングによって、腹痛や眩暈の症状が出ることがあるので、注意が必要です。

生理中のトレーニングはOK!
ご自身のその時の症状を考慮して、無理のないように行なうことが最も重要になります。
また、パーソナルジムに通っている方は必ず、生理であることは伝えることは怠らないようにしましょう。
トレーナーが男性ですと、なかなか伝えられないという声を聞きますが、お願いしているトレーナーであれば言える環境であるべきですし、もし言えない環境であれば、担当を変えるなどお客様がトレーニングをしやすく、デリケートな話も伝えられる関係性でいれるといいですね。
トレーニング実施にあたっての注意ポイント
・体調が悪い時はトレーニングは避ける
・普段よりも1段階か2段階くらい負荷を下げてから無理のないように徐々に上げていく
・経血量が多い時は貧血になりやすいので強度の高いトレーニングは避ける
・こまめに休憩を入れる
・水分や電解質を十分に摂取しながら行なう
・腹筋などのメニューは避ける
・トレーニング後に身体を冷やさないようにする