ボディメイクする上でのお酒の付き合い方
ボディメイクにお酒は天敵?
お酒はいいの?という声も多く聞きますが、お酒がボディメイクに与える影響は何か?
お酒(アルコール)を摂取すると、コルチゾールというホルモンが分泌されます。
コルチゾールは血糖値を調整する作用がある一方で、身体のエネルギー源である糖を作り出すために筋をエネルギーとして分解されしまいます。
さらには、脂肪の減少を抑制する働きもあります。
ということは、基本的にボディメイクをする方は筋肉をつけて、脂肪を減らすことを目的に行うと思いますが、全く逆の効果を生んでしまうことになります。
また、筋肉の成長を促すホルモンであるテストステロンが減少してしまうため、筋肉がつきにくくなります。
お酒の選び方が大事
選ぶ際に気をつけたいことは3つ!
糖質量、カロリー、アルコール度数です。
さらにアルコールで大きく分けると蒸留酒(醸造酒を熱して蒸発したアルコールを液化される)と醸造酒(穀物や果物を発酵させる作る)の2種類
蒸留酒は焼酎、ウイスキー、ウォッカ、ジンなど
醸造酒はワイン、ビール、日本酒
基本的には糖質やカロリーの低い蒸留酒がオススメですが、アルコールが高い傾向にあります。
薄めで割って飲むか、醸造酒で量を抑えて飲むかを決める必要がありますね。
ストレスを抱える制限はボディメイクに逆効果
蒸留酒を選ぶ人、醸造酒を選ぶ人でも大事なのは制限するのがストレスがかかるのかどうかです。
ストレスがかかるとせっかくお酒の量や種類を調整しても身体が防衛反応を起こして体重を減らないように守りに入ってしまいます。
だからこそ、制限はしつつも極限まで制限することなくお酒も楽しみながらボディメイクも行えるといいですね。
筋トレ後のアルコールは避けるべき?
飲むことは避けられない人もこのタイミングだけは避けたいというのがあります。
それは筋トレ後です。
筋トレ後は、内臓を使ってトレーニングで炎症した筋肉を修復する作用がありますが、トレーニングした当日にアルコールを飲んでしまうと、身体はアルコール分解から行なってしまうため、まず筋肉の修復が遅れます。
また、先ほど述べたようにアルコールは筋肉の減少を促し、脂肪の減少を抑制します。
その結果、トレーニングした効果は半減させると言われています。
だからこそ、1週間で1回〜数回行うトレーニングの日だけはお酒を控えることができれば理想かなと思います。
より良いお酒を選んでも飲みすぎたら結論はほぼ同じ
蒸留酒、醸造酒どちらを選んでも飲む量が多ければ結果的には大差ないので、まずはどちらを選ぼうとも量をある程度セーブして飲めるといいですね。
ボディメイクは一生ものですので、一時的に頑張ろうとせずに長い目で見て、お酒とのいい関係を築いていけるといいと思います。