乾燥すると起こる症状は?

主に起こるのは、乾燥肌です。
乾燥肌は、何を基準に乾燥肌かは個人差があるので、様々な症状があります。
肌がカサカサ、ガサガサになったり、手の指や足の指、踵がひび割れしたり、顔が乾燥してヒリヒリしたりします。
乾燥すると、顔や背中にニキビが出ることもあります。

乾燥肌の原因

・生活習慣の乱れ
肌や身体の皮膚は4〜6週間でターンオーバーしますが、生活習慣の乱れ(寝不足、夜更かし、栄養失調)によって、これが崩れます。
このターンオーバーに大きく影響するのが、成長ホルモンです。
空気の乾燥が多くあり、まずはエアコンがあります。
特に暖房の使用量が増えると、空気は乾燥して肌への影響が起こります。
その結果、肌のバリア機能が低下して乾燥肌になりやすくなるので、注意が必要になります。

・外気温の低下
冬になると、外の気温が低くなり湿度も低下し、乾燥していきます。
それに伴い、外に出ると肌も乾燥して悪影響が症状として起こります。

・紫外線
紫外線はシミやシワの原因になると言われていて、日焼けによるダメージもありますし、角層から水分を取り除いてしまうため、乾燥肌に繋がります。

・加齢
年齢を重ねると、肌の水分量が減っていきます。
個人差はありますが、男女ともに少なくなっていきますので 対策が必要です。

乾燥肌にならないための予防策(食べ物編)

・タンパク質
タンパク質が不足すると、乾燥しやすくなります。
また、アミノ酸を多く含むタンパク質を摂取することが理想的ですし、コラーゲンの元にもなるタンパク質、特に肉や卵は積極的に摂取したいです。
・オメガ3
体内で作られない不飽和脂肪酸の一つで、血液サラサラ効果のあるEPAやDHAなどがあり、イワシやサンマなどの青魚は日常的に摂取したい食べ物です。
・ビタミンA
肌のターンオーバーを促進するビタミンAはレバー、ウナギ、卵、ほうれん草、にんじんなどに多く含まれます。
動物性食品に含まれるレチノールと緑黄色野菜に含まれるβカロテンがポイントです。
・ビタミンB群
ビタミンB群の中でもビタミンB2とビタミンB6は美肌の鍵になります。
ビタミンB2はレバー、豚肉、ウナギ、納豆、牛乳に含まれていて、ビタミンB6はレバー、サンマ、マグロ、卵、大豆製品に多く含まれています。
・ビタミンC
ビタミンCは体内の活性酸素を分解して、肌のダメージを防いで肌の弾力を担うコラーゲンの生成を助けてターンオーバーを整えます。イチゴやキウイなどのフルーツや野菜などに含まれています。
・ビタミンE
血行促進や肌のバリア機能の強化が期待できます。
血行促進が改善され、いい状態が保たれると潤いが保たれ、乾燥肌になりにくくなります。
食材としてはごま、アーモンド、大豆、アボカド、アンコウの肝などです。

乾燥肌への対策、改善法

食事の部分は先ほどの予防策を実践しつつ、毎日のスキンケアが大事になります。
お風呂に入った後は、保湿状態を保つことが必要なので、化粧水や乳液などで身体の表面の水分を逃さないようにしましょう。
さらには乾燥しやすい冬は特にですが、水分を摂取する量が少なくなってきます。
ぬるま湯や暖かいお茶や紅茶などで少しづつでも、飲むことは気にしながら生活してみてください。
細かい量は人によって、個人差はありますが多く摂取する分には悪いことはありません。
食事や水分補給に加えて、保湿を意識して生活することで乾燥肌にはならないように気をつけていきましょう。