
姿勢作りには筋肉を緩めるだけはNG
正しい姿勢作りとは?
正しい姿勢作りとは何かですが、よく耳にする、胸を張る、背中を真っ直ぐする、内股にしない、ガニ股にしない、肩を下げる、首をまっすぐにするなどなど、綺麗な姿勢と言われる状態はいくつかありますが、これは決して間違っていませんが、毎日の生活でそれを維持するのは難しいですよね。
正しい姿勢というのは下記のようなことが挙げられますね。
・身体の部位(肩、首、骨盤、膝、くるぶし)が適切な位置にあること
・立っているときや座っているときに無駄な力が入っていないこと
・呼吸がしやすい状態
・正しい姿勢が力まず、自然体でいれる
正しくない姿勢だと、どの部位が固くなり痛むか?
主に姿勢を作っている筋肉は首や猫背にならないように保持する僧帽筋、大菱形筋、前鋸筋、腰を反りすぎたり、丸くなりすぎないように支える腹筋、脊柱起立筋、多裂筋、骨盤が後ろに倒れないように保つ腸腰筋、大腰筋、大臀筋、骨盤から下の下肢を支える大腿四頭筋、ハムストリングス、下腿三頭筋など、あらゆる全身の筋肉が必要とされてきます。
この部位が固くなったりすると、首や背中、腰に痛みが出たり痺れが出たりします。
そのため、全身の筋肉は適度に緩めておく必要があります。
身体の筋肉が固まる原因は?
人は生まれた時はストレスのない柔軟性しかない身体ですが、少しづつ大人になっていくにつれて様々な負荷がかかっていき、身体はそれにマンネリ化していきます。
今日正しい姿勢で、明日急に姿勢が悪くなることは決してありません。
日に日に身体の姿勢が悪くなっていき、その姿勢が固まってしまうせいで凝りや張りが生まれます。
具体的には学生の時に始めたスポーツによる特有の動きで極端に、ある箇所だけ筋肉がついてしまったり、社会人になってパソコンを使ったり、長時間座っての作業だったりと身体を酷使する機会が増えます。
それによって、身体は強張り、緊張して筋肉は硬くなります。

固まった筋肉を緩める方法
必ずしもこれだけ行えばいいというものはありません。
ですが、行なった方がいいというものは筋力トレーニング、マッサージ、ストレッチ、正しい歩き方、正しい座り方、正しい立ち方を維持することです。
毎日行うのは大変かと思いますが、日々生活していたら毎日身体は固くなっていきます。
ですので、理想は毎日ケアをしたりしていい状態の身体を維持していくことが必要になります。
姿勢を良くするために必要なこと
姿勢を良くしていくためにはケアで緩めた身体をキープしていかなければなりません。
そのためには、緩めた筋肉を保持していく筋肉が必要になります。
筋力トレーニングをして、必要な保持するための筋肉をつけることで姿勢は維持されて、筋肉が固くならずに痛みや凝り、張りが出ることなくいい姿勢をキープして生活することができます。