実際、卵って身体にいいの?悪いの?
身体にいいと言われる卵の実際の栄養素は?
主な栄養素は筋肉、骨、髪の毛、皮膚などを作るために必要なタンパク質と三大栄養素の一つで生きていくためには欠かせないエネルギーになる脂質になります。
タンパク質には代謝を上げて、痩せやすい身体を作りやすくなるため、ダイエットや疲労効果にも期待できます。
また、卵には悪玉コレステロール値を低下させて、動脈硬化予防に効果のあるリノール酸、オレイン酸、レシチンなども含まれます。
その他にも様々な栄養素が入っている
ビタミンが豊富に含んでおり、主にビタミンB2やB12、骨や歯を丈夫にするビタミンD、抗酸化作用で免疫力を高めるビタミンA、Eなど、卵には様々なビタミン要素が含んでおり、とても身体にいい食べ物であると言えます。
卵はアミノ酸スコア100
アミノ酸スコアとは、体内で合成することのできない9種類の必須アミノ酸が、身体の必要量に対して、どのくらい含まれているかを0〜100の数値で表したものです。
そのスコアが卵は100なのです!
だからこそ、アミノ酸バランスが取れた素晴らしいタンパク質を含んでいるということです。
1日で摂取していい適正な量は?
まず、卵一個のカロリーと栄養素の量を見てみましょう!
世の中に多く出ている大きさはMサイズになります。
Mサイズのカロリーは80kcalでタンパク質7g、脂質6g、炭水化物0.2gです。
この時の内訳は白身がタンパク質のみ、黄身が脂質のみということを覚えておくといいですね。
1日に摂取していい量としてはコレステロール値の摂取量を考えると、一日一個までと言われることがありますが、必ずしも食事から摂取するコレステロール量が血液中のコレステロール値に影響を与えるわけではないのですし、卵に含まれるレシチンやオレイン酸がコレステロール値を下げるとも言われているので明確には「1日何個まで」とは言い切れません。
黄身も含める卵は脂質も多く含むため、食べ過ぎは良くないので、1日の脂質摂取量を考慮しながら気をつけて食べましょう。
どんな食べ方が理想的?
食べ方によって、取れる栄養素が違うというのはご存じですか?
・生卵
加熱で失われやすいビタミンをそのまま身体に取り込めることができ、特にビタミン群を効率よく摂取できます。
・半熟卵
消化率や栄養の吸収率が最も高い食べ物
胃や腸に負担のかけずに素早く吸収できるので、胃や腸が弱った時にオススメです。
・茹で卵
火がしっかり入っているので、食あたりの心配がない。
白身と黄身が別々で加熱と摂取ができるので、髪の健康を保つビオチンを吸収しやすいと言われています。
・目玉焼き、卵焼き
生卵や茹で卵より消化されにくく、腹持ちがいいのが特徴。
結論
卵は身体に必要な栄養素を多く含んでいるので、とても良い食材と言えるでしょう!
ですが、1日に摂取する個数は脂質量を考慮しながら食べることが必要になります。