よく寝る人は太らないは本当?

なぜそう言われているかというと、睡眠時間が短い人ほど食欲を増加させる「グレリン」というホルモンの分泌が増えて、逆に食欲を抑える「レプチン」というホルモンが減ること理由の一つになっています。
睡眠が十分でないと、食欲の増加に繋がり、太りやすくなってしまうため、食欲を抑えるためにもしっかり睡眠をとることが大事になります。

睡眠中に筋肉は作られる

筋肉が作られるタイミングは筋トレ中でも筋トレ後でもなく、睡眠から3時間くらいの間に脳から大量の「成長ホルモン」が分泌されます。
その成長ホルモンによって、壊れた細胞修復や疲労回復などが行われ、筋肉が増加、強化していきます。
そのため、いくら筋トレを頑張ったとしても、睡眠の質が悪かったり、短時間の睡眠では十分な回復が行われず、筋肉が作られません。
成長ホルモンは筋肉だけではなく、美容や老化、ダイエットにも必要な要素となるため、健康維持のためにも質の良い睡眠は欠かせません。

時間だけでなく「睡眠の質」も大事

睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の2種類があり、脳や身体が休んだ状態で深い睡眠がノンレム睡眠、脳は覚醒していて、起きている間に得た様々な情報や物事の整理を行う浅い睡眠がレム睡眠です。
この2つの睡眠が交互に行われるのですが、このサイクルは1回あたり大体90分程です。
脳と身体のメンテナンスであれば4サイクル必要になるため、6時間になります。
筋肉の回復まで行おうとすると、理想はもう1サイクル、いわゆる7.5時間ということです。
また、ただ7.5時間寝れば良いわけではなく、起きた後にまだ眠いと感じたり、途中で起きてしまったり、起きた後に夢を覚えている場合は睡眠の質があまり良くないと言えるでしょう。
寝ている姿勢や枕の位置、高さ、筋肉の緊張などチェックポイントはいくつかありますので、まずは自分自身がどうかのセルフチェックをすることをおすすめします。

結論

しっかり寝てしっかり運動してバランスの良い食事を摂ることでボディメイクは成功する第一歩に繋がります。
睡眠の質を上げることで、筋肉も付きやすくなり、健康や美容にも繋がりますので良いことづくしです。