酸素不足が一番の理由

筋力トレーニングは呼吸を止めやすくなり、酸素を供給しにくい上に心拍数が上がっていくため酸素の需要と供給のバランスが崩れるからです。
トレーニングの強度が上がれば上がる程、酸素の供給はしたいが、うまく出来ない状況に陥りがちになる。

酸欠になりやすい原因

いくつか挙げられますが、その中でも主な3つをお伝えします。

・睡眠不足
・水分不足
・トレーニング中の無呼吸

睡眠不足になると、身体の回復がしっかり行えず、エネルギー補給も十分に出来ないため、その上でトレーニングすることで酸欠になりやすくなります。
水分不足は栄養の運搬が十分に行えないため、エネルギーも身体全体に伝わらず、酸欠に起こる可能性が高くなります。
トレーニング中の無呼吸はほとんどの方がやりがちですが、酸素の運搬が十分に行えないので症状が出てしまいます。

酸欠にならないための予防策

酸欠になりやすい原因の逆のことを行うことで結果的に予防策になります。
十分に睡眠を取って、トレーニング中も含めてしっかり水分を摂り、トレーニング動作中の呼吸も止めることなく行うことで最低限の予防策にはなります。
また、トレーニングのセット間のインターバルも適度な時間を取ることも大事になります。

呼吸法を意識する

トレーニング中の呼吸に関してですが、基本的には力を入れる際(重力と反対方向に力を出す)に息を吐く、反対に負荷は受けている状態ではないですが、吐いた後は息を吸います。
どっちの動きの時に息を吐けばいいか分からなくなってしまったら、まずは息を止めないとこを意識しましょう。
呼吸を止めないことが第一優先になります。また、人は生命維持のために自然に呼吸は行います。
そのため、力を入れる際に吐いたら、勝手に次の動作で息は吸います。
だからこそ、力を入れる時だけ吐くを意識することで、その後は自然に息を吸うので安心してください。
これが意識出来たら種目や動きによって呼吸のベストな方法が違ってくることもあるので、次のステップに進みましょう!

酸欠になってしまった際の対処法

酸欠になってしまったら酸素が身体に足りていない状態なので、ますは深呼吸をゆっくり大きくすることと、水分補給を十分に行なった上で休息を取りましょう。
呼吸が戻ってきて、大丈夫になったら次の種目やセットを行うとようにしてみてください。
酸欠はトレーニングには付きものかなとも思いますが、毎回酸欠状態になってしまうと、やる気も気分も良くないと思うので、事前準備となってしまった際の対処法は身につけておくと良いですね!