肩こりって何?

首から肩にかけて姿勢の保持や安定性をキープするために筋肉が緊張して、血行が悪くなり首周りが固まって重く感じるのが肩こりと言われます。
人の頭は重いので、その重さを支えているだけで首への緊張は高まります。
その緊張が継続していくと、疲労物質が溜まって硬くなります。
血行不良になると、筋肉に十分な酸素や栄養が上手く循環されずにさらに筋肉が疲労を感じて、凝りや張り、痛みを感じるようになります。

肩こりの原因

大きな原因として、現代病とも言われていますが、長時間のデスクワークやパソコン作業、スマホの操作によって同じ姿勢を続けることで首や肩の負担が増えます。
特にパソコンとスマホを操作する際は頭の位置が前の方に出てしまい、ガチガチになってしまいます
2つ目として、眼精疲労もあります。
同じく、パソコンやスマホの長時間使用によって目を酷使してすることで肩こりにも繋がります。
3つ目に日々の仕事の疲れや身体を酷使しすぎると、自律神経が乱れて筋肉の緊張や血行不良が起こり、症状が起きやすくなります。
最後に運動不足が挙げられます。
頭の重さで前に出てしまった状態を戻す為には良い姿勢を保持するための筋肉が必要です。
その筋肉がないと、首が前に出た状態で身体が固まり、肩こりの状態が継続して起こってしまいます。

肩こりの改善方法

首や肩が凝るとマッサージに行く人が多いかと思います。
そこでは、首や肩が辛いからこそ、その部分をほぐしてもらったり筋肉を緩めもらったりしているかと思いますが、鍵を握るのは実は肩甲骨だということを知っていますか?
首や肩が凝る原因の一つとして、肩甲骨周りの筋肉が固まって肩甲骨が動かしにくくなり、それにより肩と首の筋肉を動かさないと腕を動かせなくなり、凝りや張りに繋がるので、肩甲骨周りの筋肉を動かしてほぐすことと、筋肉をつけて肩や首への負担を減らすように出来ると肩こりは改善しやすくなります。
その為には適切なトレーニングが大事になります。
当ジムのお客様の中にも通い始めた当初は肩こりで悩まれていた方もいますが、トレーニングとストレッチ、ボディケアで改善されていった方が多くいらっしゃいます。

肩こりにならないための予防法

原因となる状態を避けることが大事になります。
ですが、パソコンをやめたりスマホを触らないようにするのは現代において難しいと思います。
なので、休憩を挟んだり、操作する際の姿勢を意識する必要があります。
スマホを使用する際は目線の高さまで上げて行うことで、首が前に出ないように行えますし、パソコンを操作する際はできればスタンディングでこちらも目線より少し上の位置で行うように出来ると比較的、肩こりにならない姿勢は作れます。
また、どちらにしても長時間行うことでリスクは増していきますので、気をつけることが大事になります。
1〜2時間に1回は休憩を取ったりして目と身体を休めることで予防に繋がります。
あとは、筋力トレーニングで良い姿勢を維持するために筋肉をつけつつ、血流も流し続けて凝らない身体作りをしていくことをおすすめします。