プリン体とは?

プリン体と聞くと、ほとんどの方は悪いものだと思っているのではないでしょうか?
ですが、細胞内に含まれている遺伝子の構成成分で、生きていくためには必要なものになります。
食事をしていれば摂取している成分になりますが、実はプリン体の8割は体内で作られています。
身体の中のプリン体は細胞の代謝、増殖に使われていて、使われなかったプリン体に関しては尿酸として体外へ排出されます。

プリン体を摂取し過ぎて起こり得る状態は?

過剰摂取することで、尿酸値が上がり高尿酸血症という状態になり、そのまま放置してしまうと足の指の付け根の関節が腫れ、激しい痛みが生じて痛風になる可能性があります。
また、発熱、倦怠感、悪心などの症状も出ます。
その他にもメタボリック症候群、肥満、心筋梗塞、尿管結石、腎障害などがあります。
あくまで過剰摂取には十分に気をつけることが大事になるので、食事に注意が必要ですね。

プリン体が多く含まれているもの

・鳥レバー
・牛レバー
・アンコウ
・干物
・豚肉
・かつお
・鰯
・いくら
・白子
・うに
・ビール
・紹興酒

日常の食べ物にもプリン体は含まれている

食材も見てみても、普段から摂取している食材にもプリン体は含んでいます。
1日の目安摂取量は400mgとなっております。
食材に含まれている含有量を把握しながら気をつけることも大事です。
あまり極端な食事をしていなければ摂取量を超えることはあまりないですが、ある程度は気にかけながら生活をすることで痛風のリスクや肥満などのリスクも減っていくので、健康体を維持していくためには普段の食事から意識していきましょう!