暑い夏には気をつけたい塩分

日頃から健康維持するためには必要とされている塩分ですが、特に夏は汗を普段よりも多くかくため、体内の塩分はなくなっていきます。
そのため、必要な塩分は積極的に摂取することが大事になってきます。
塩分の摂取に関しては、筋力トレーニングをしているしていないに関わらず、生きていくだけでも足りないと様々な症状を起こしてしまう可能性があるので注意が必要です。

一日どのくらいの量の塩分が必要なのか?

厚生労働省が基準量として定めているのが、1日男性で8g、女性で7gとされています。
実際に摂取している量としては、男性が11g、女性が8gと言われています。
これを見るだけであれば足りないことはないのではないかと言われていますが、食事の内容が良ければといったところですが、塩分過多になっている人の食事の内容はジャンクフードが含まれていたり、加工食品が多かったり、お菓子類が多かったりとあまり食事の内容的には良くないもので、塩分が過多になっているケースが多いので、塩分が足りないリスクは避けれますが、別の病気や太りやすい身体になってしまうので危険です。
今回は塩分が足りない状態に関してなので、塩分過多にはまた別の機会に書きますね。

筋力トレーニング中に塩分が足りなくなると起こるリスク

・痙攣防止
トレーニング中は汗をしっかりかくことで、ナトリウムが不足して痙攣状態になることがあります。
水分補給をしっかり行うように言われますが、水分だけでは十分ではありません。
なぜなら、体内の中のナトリウムという成分が枯渇、もしくは失われると痙攣や攣るといった症状を起こすことがあります。
・インスリンの感受性の低下
塩分が不足することでインスリンの働きが薄れていくことが考えられます。
インスリンの分泌が悪くなっていくと、血糖値を十分に下げることができなくなり、糖を分解できずに太りやすい、血管を傷つけるといったこともあり得るので、注意が必要になります。

夏は特に気温も上がり、外に立っているだけで汗をかきますし、歩いたりしたら更に身体の塩分は汗と共に流れて失われていきます。
だからこそ、塩分を1日の摂取量を守りながらしっかり摂取して、不足して起こるリスクを防いでいきましょう。