血糖値とは?

血液中の糖分の濃度のことを言います。
食事から摂取した糖分は、腸から吸収された後、血液に入り込み、エネルギー源になります。
血糖値が高くなると、インスリンという血糖値を上下げるホルモンが作用して高くなりすぎないようにするのが身体の一般的な作用になります。
良く聞く糖尿病という状態になると、このインスリンが不足したり、インスリンが効きづらくなり、血糖値が高い状態が持続してインスリン自体を自分自身で上手く活用できなくなります。
血糖値が高い状態が10年単位で持続すると、心臓、脳、腎臓、眼、神経など身体の様々な箇所に少しづつ障害が起こってくるので、出来るだけ早い段階で対処することが必要になります。

血糖値が上がるメカニズムは?

血糖値が高くなる多くの原因は、インスリンが効きづらくなることでインスリン抵抗性とも言います。
その状態になる方は運動不足、肥満、ストレス過多などの生活習慣が原因になっていることが多いと言われています。
また、血糖値を急激に上げるような白米、麺、パンなどを大量に食べていることでもこの症状は起きやすくなります。
中には、遺伝的にインスリンが効きづらいような方は、免疫の病気でインスリンが出ないような方もあります。
血糖値が高い時に出る症状はいくつかあるのですが、少し高いようでは症状はあまり出ません。
ある程度の高い血糖値になった際の症状は、喉の渇き、脱水、尿の回数が増える、尿の量が増える、体重が減るなどがあります。

血糖値が上がりやすい食べ物

一般的に血糖値が上がりやすいのはすぐエネルギーになりやすい白米、パン、麺、果物、砂糖などの炭水化物(糖質)の多いものと言われています。
カロリーが高いものが血糖値が上がりやすいと思う方が多いですが、そうでないこともあります。

・白米
・パン
・麺
・芋類
・果物
・お菓子
・ジュース

血糖値が上がりにくい食べ物

・玄米
・雑穀米
・麦飯
・ライ麦パン
・全粒粉パン
・十割蕎麦
・鶏肉
・魚
・卵
・大豆
・野菜
・海藻類
・キノコ類