
注目浴びているカッピングとは何か?
カッピングとは?
カッピングは民間療法の一つで、吸い玉療法とも言われています。
身体の外側から施術して筋肉や血液を刺激することで、心身の不調改善など鍼灸と似たような効果が期待できます。
背中などの患部にカップを載せ、カップ内を一時的な真空状態にしたあとにカップを外す、という手順で施術するのが特徴です。
真空状態にする方法としては、火や香を使用するものとカッピング専用器具を用いるものがあり、いずれも皮膚を吸収することで患部をうっ血状態にして、体内の血液や汚れに刺激を与えます。
うっ血状態にするので、施術後は数日間カップの形がしっかり皮膚に残りますが、至って当然の症状です。
全く心配はありません。
カッピングを行う際のメリット
・血行を促進する
・睡眠の質が上がる
・疲労感を緩和できる
・首や肩などの筋肉が固まりやすい部位を重点的にアプローチできる
・デトックス効果
・ダイエット効果
・ストレス軽減
・便秘改善
・むくみ改善
・冷えの改善
・腸内環境の活性化

カッピングをおすすめできない方の特徴
・心臓疾患や熱性病、感染症などに罹っている方
・病中病後などで身体が弱っている方
・皮膚が炎症を起こしている場合、起こしやすい体質の場合
・貧血が起こりやすい方
上記の症状、体質の方は体調に悪影響を及ぼす可能性があるため、医師の判断や控えることをおすすめします。
また、念の為、上記のような症状がない方でも食後数時間は施術を控えるようにしましょう。
筋力トレーニングとカッピングの関係性
筋力トレーニングで使った筋肉は疲労が蓄積しています。
すると、筋膜組織の萎縮や癒着が生じて、動きが悪くなっていくのを予防や改善し、筋肉の柔軟性を引き出し、関節の可動域を広げて、筋肉を緩ませ、凝りや痛みを軽減させる効果があります。
筋膜の癒着改善、関節可動域の向上、血流の改善、組織代謝の亢進、筋肉痛の改善などで活用されることがあるので、日々定期的に筋力トレーニングを行なっている方やアスリートなどにおすすめできます。
最近では、自律神経の調整や免疫機能の向上、ホルモンバランスを整える効果も期待できるため、女性のアスリートや運動習慣のある方への健康障害、婦人科問題などの改善にも活用されています。