甘いものはどんなものがある?

・ケーキ
・チョコレート
・パフェ
・クッキー
・ドーナツ
・クレープ
・アイス
・シュークリーム
・パンケーキ
・菓子パン

まだまだ甘い物を出せば、この他にも出てくると思いますが、全てに共通しているものは糖質と脂質の塊だということ。
そして、なせ糖質と脂質が重なると良くないかというと、身体の消化吸収の構造にあります。
その部分を詳しく見てきましょう。

食べ物の消化と吸収

糖質、脂質の消化吸収には胃や腸で消化されると小麦、砂糖はグルコースやフルクトースというものに分解され、腸で吸収します。
吸収されたグルコースは血流に流されて肝臓に運ばれます。
肝臓に運ばれると、グリコーゲンという形に変換され、残りのグルコースは血液中に放出されます。
グルコースの濃度が高くなると、活性酸素を生み出して血管を傷つけます。
グルコースの濃度のことを、皆さんがご存知の血糖値と言います。
血糖値が高くなると、身体は自然と下げようとします。
その下げるホルモンがインスリンというものになります。
インスリンが分泌されると、全身の組織にグルコースを取り込むように作用し、多くのグルコースが肝臓や筋肉、そして脂肪組織に取り込みます。

このインスリンは脂肪の合成を促すホルモンと言われていて、習慣的に多くのグルコースを摂取していると、インスリンによるグルコースの取り込む能力が低下します。

インスリンの作用不足をもたらす原因の一つがインスリン抵抗性です。
これは、インスリンそのものは分泌されているが、何らかの原因でインスリン機能が発揮でいない状態のことを言います。
インスリン抵抗性をもたらす最大の原因が肥満、主に内臓脂肪型肥満であることはわかっています。
体脂肪が増えて、太って内臓脂肪が蓄積すると、そこからインスリンの働きが阻害する物質が多く産生されて、せっかく分泌されたインスリンが機能を発揮できずに、血糖値が下がらない状態になります。
インスリン抵抗性があると細胞にブドウ糖を取り込むことが難しくなるので、身体はインスリンによる指令を出して、血糖値を下げようとして、過剰にインスリンを分泌するようになります。
ただ、この状態が持続すると、身体は悪い状態になってしまいます。
その状態になってしまうと、糖尿病という病気になってしまうリスクが出てきます。

糖分と脂質のダブルパンチ

炭水化物(糖分)と脂質には血糖値を上げやすかったり、体脂肪を増やす要素が多くあります。
太ってしまう原因の一つは甘いものを多く摂取してしまうことが挙げられます。
甘いものを大量に摂取、習慣的に摂取することで体脂肪蓄積に繋がってしまうので、量とタイミングと種類をしっかり気をつけながら好きなものを食べていくことでストレスもなく、体重をキープしつつ食

生活を楽しむことができます。

ヘルシーな甘いもの

・お団子
・どら焼き
・大福
・羊羹
・饅頭
・わらび餅
・よもぎ餅
・ぜんざい
・煎餅

上記のようなものが挙げられますが、共通しているのは脂質が低くということ。
甘いものでもバター、生クリーム、カスタードを使っていると脂質が高く、体脂肪はつきやすいです。
上記で挙げたものは、糖質は高いものの脂質が低いというものです。

筋力トレーニングとの関係

量を気をつけて食べれば身体を動かすのに必要なエネルギーになるので体脂肪に変わることなく、消費していきつつ、トレーニングなどを行なっていたら筋肉の贅料にもなるので、効率的な身体作りもできます。
ポイントは量、タイミング、種類です。
一度に食べるようを少しに抑えつつ、食後すぐではなく食事したあと数時間後に食べて、洋菓子ではなく、できるだけ和菓子を選択することをおすすめします。
もし、洋菓子を絶対食べたいとなったら、ストレスを溜めることも良くないので、食べても構いません。
その代わりに食べてしまった日と、その日から2〜3日はセーブして調整できるといいですね。