乳酸菌とは?

乳酸菌は、特定の菌を表す名称ではなく、糖を利用して乳酸を大量に作り出す微生物の総称です。
ヨーグルト、チーズ、漬物、味噌や醤油などの製造に関わり、人の腸内にも存在します。
乳酸菌を含む食品を取り入れることは、健康維持に役立ちます。
人の身体の中に存在する腸内細菌は、乳酸菌だけではなく、大きく分けると3種類になります。
人の腸内でいい動きをする善玉菌、悪い影響を与える悪玉菌、どちらでもない日和見菌です。
体重60㎏の成人の人の腸内細菌は、約100兆個あるとも言われています。
重さは約1㎏〜1.5㎏程になるでしょう。
重量を知ると、いかに多くの腸内細菌が存在しているかを実感できると思います。
乳酸菌は、善玉菌の代表的な細菌です。
善玉菌、悪玉菌、日和見菌は腸内でバランスを保っていますが、たんぱく質や脂質が多く含む食事に偏ったり、不規則な生活になったりすることでバランスが崩れる可能性があります。

乳酸菌の多いヨーグルト

ヨーグルトの歴史は、紀元前から食べられていたわけです。
動物の乳を原料にして、乳酸菌やビフィズス菌を加えて発酵させた乳製品です。
日本で身近に手に入るヨーグルトは牛乳を原料としているものが多く、羊やヤギ、馬などの乳が使われていることもあります。
液体である動物の乳が固まってヨーグルトに変化するのは、乳酸菌が作った酸によって乳に含まれているタンパク質が凝固するためです。
ヨーグルトは種類によって使われている乳酸菌が異なることがあります。
そのため、何がご自身に合うのか確認するのもいいかもしれません。

ヨーグルトの種類

・プレーンヨーグルト
・ハードヨーグルト
・ソフトヨーグルト
・ドリンクヨーグルト
・フローズンヨーグルト
・濃縮ヨーグルト

ヨーグルトは食べすぎると危険?

加糖タイプのヨーグルトだと、糖質の摂取し過ぎになるので、体脂肪を増やしてしまうことになります。
そのため、このタイプのヨーグルトは摂取量を気をつけなければなりません。
さらには加糖のヨーグルトの多くは脂質も多いものをあるので、ダブルで摂取してしまうことでオーバーカロリーかつ体脂肪増加、大腸がんのリスクにも繋がるので注意が必要です。
腸内環境を良くする乳酸菌ですが、摂取量が多いと逆にお腹を崩してしまうことが多いです。
毎朝、ヨーグルトを摂取する人もいますが、毎食ヨーグルトだけですとビタミンC、ビタミンEが含まれていないのでバランスが悪くなるケースがあります。
食べすぎると、デメリットもあるので食べる際は量や種類を調整しながら食べるようにしましょう!