亜鉛が不足して起こる亜鉛欠乏症

亜鉛は身体の様々な機能を維持していくために働いているミネラルで、生きていくためには必要不可欠な栄養素です。
成人であれば体内に約2g程あり、亜鉛が不足すると様々な症状が現れます。

亜鉛の体内での働きは?

亜鉛は体内の多くの酵素の活性化に必要な成分であり、アミノ酸からタンパク質への再合成、細胞分裂やDNAの合成などに重要な役割を果たしています。
体内での働きは多くあり、味覚、皮膚代謝、免疫機能、骨格の発達や身長の伸び、神経感覚、認知機能などに関与しています。

症状を見ていきましょう!

味覚症状が主な症状ですが、それ以外にも貧血、皮膚炎、口内炎、脱毛症、食欲低下、発育障害、不妊症、低アルブミン血症、免疫機能障害、神経感覚障害、認知機能障害などがあり、元気がなくなったり、風邪を引きやすくなったりもします。

亜鉛が不足しやすいケース

高齢者、妊婦、ダイエットしている方、菜食生活している方、亜鉛の吸収を阻害する食べ物の過剰摂取(カルシウム、食物繊維、コーヒー、アルコール、未精製の穀物など)

亜鉛が豊富な食べ物

牛赤身肉、牡蠣、カシューナッツ、豚レバー、卵、油揚げ、小麦胚芽、パプリカなどが亜鉛の含まれている量が豊富なので、不足と感じている方は積極的に摂取してみても良いかもしれませんね。